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社会・経済の動き(毎週火曜日に更新します)

2015/01/05

長期金利、過去最低水準を更新

   12月25日の長期金利の指標となる10年債(表面利率0.5%)の終値利回りが0.310%となり、過去最低水準を更新した。日銀での大量の国債買い入れが続いているためで、市場での国債の品薄感から利回りが低下(国債価格は上昇)してきている。日銀の一段の金融緩和予測もあり、利回りは下がるとみられ、市場関係者の間では「長期金利は0.3%を割り込む」とみられている。




「円」の総合実力は42年前と同水準に
  
   日銀は12月前半の平均実質実効為替レート(2010年=100)が69.51となったと発表した。実質実効為替レートは円の総合的な実力を示すもので、1973年1月(68.88)以来の低水準となっている。円の実力が実際の円相場より低下しており、足元で進む円安での負担感を一段と増しているとみられている。約42年前の円の実力は1ドル=300円程度で、その水準にまで下がっているとみられる。




財政赤字、2010年度比で半減を目標に

   政府が経済財政諮問会議に提示した2015年度予算編成基本方針案に基礎的財政収支の赤字を2010年度比で半減させる目標を掲げるとともに、新規国債の発行額を2014年度より着実に減少させると明記した。このため、高齢化を背景に年1兆円ずつ膨らみ続ける社会保障費も聖域なく見直していくとしている。また、諮問会議の民間議員からは、経済再生、歳出削減、税収増に向けた歳入改革の3本柱として財政健全化を進めるよう提言があった。




3年ぶりに地方公務員給与、国を下回る

   総務省の発表によると、2014年4月1日時点での地方公務員給与は、国家公務員を100としたラスパレス指数は98.9となり、3年ぶりに国家公務員を下回ったことが分かった。全1789自治体のうち83%の自治体がライパイレス指数を下回った。政令指定都市を除く市区町村で最も高かったのは、芦屋市の105.8で、最も低かったのは大分県姫島村の74.9だった。




公募投信運用益、過去最高を更新

   投資信託協会は国内外の株式や債券などで運用する公募投信の運用益が11月に4兆4617億円になったと発表した。1年7か月ぶりに過去最高を更新した背景には、株高や円安が株式投信や外貨建て投信の運用成績を押し上げた。一方、運用成績の改善から株式投信を解約する動きも目立ったものの、11月末の投信全体の純資産残高は初めて90兆円を突破する92兆6957億円となった。




国産食品・農水産物輸出、2年連続最高に

   農林水産省のまとめによると、今年1~10月までの国産食品・農林水産物の輸出額は前年同期比10%増の4893億円となり、過去最高を記録した昨年1年間の5505億円を上回り、2年連続で過去最高を更新する見通しにあることが分かった。水産物の輸出が好調で、とくにホタテは前年比18%の増加になっている。同省では、「品目ごとに詳しい輸出戦略を立案して、政府が目標としている2020年に輸出1兆円の前倒し達成」を目指している。




スーパー売上高、11月も前年を割り込む

   日本チェーンストア協会のまとめによると、11月の全国スーパーでの売上高は前年同月比マイナス0.7%となったことが分かった。8カ月連続でマイナスとなり、同協会では「通年ベースでも前年割れが濃厚」とみている。また、コンビニエンスストアの販売統計によると、既存店の売上高は同マイナス1.7%と8カ月連続で前年を下回っており、消費増税から依然として個人消費の上昇がみられていない。




約94%の子供が「毎日朝食」

   マーケティング調査会社のタイムカレントが0‐12歳の子どもを持つ母親を対象にした調査によると、93.9%が「子どもが毎日朝食を食べている」と答えていることが分かった。学力向上と朝食の関係については厚労省や文科省の調査などでも知れているところだが、今回の調査では朝食を摂ることと学力の関係について「知らない」「あまり知らない」とする母親の答は合計62.9%となった。




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